今回は、認知症についてお伝えします!
認知症は、脳の働きが少しずつ低下する病気
認知症とは、脳の病気や障害といったさまざまな原因により脳の働きが少しずつ低下する病気。
認知症になる理由や発病の明らかな原因は分かっていません。
認知症は、脳の認知機能に障害が起きることで日常生活に支障が出る病気の総称として使われます。
そのため、発症の仕組み(場所)によってそれぞれ異なる種類に分類されます。
また、認知症のおもな症状は、中核症状と行動・心理症状の2つです。
中核症状とは、脳の神経細胞が死んでいくことで発生し、周囲のできごとや
現実を正しく把握(認識)できなくなります。
おもな中核症状は以下の通りです。
- 記憶障害によって、新しいことが記憶できなくなる。また、覚えていたことも忘れる。
- 時間やどこにいるのかといった状況を把握できなくなる
- 理解力・判断力が低下
- 買い物で同じものを買ってしまったり、予想外の出来事に対応できなかったりなどの実行機能障害
行動・心理症状は、もともとの性格・素質・環境・人間関係などの
さまざまなことが要因となって起こる症状です。
具体的には、うつ状態・不安・焦燥・徘徊・幻覚・妄想などの症状が表れます。
加齢によるもの忘れとは異なる
認知症は病気の総称ですので、加齢によるもの忘れとは異なります。
約束を忘れてしまったり、人や物の名前が出てこなかったりといったことはいわゆるもの忘れです。
日常生活で困ることはあるかもしれませんが、深刻な支障をきたすことはありません。
一方で、認知症はその約束をしたこと自体を忘れ、本人には忘れたという自覚もありません。
ということは・・・覚えている内は、認知症ではないということです。
例えば、物をしまったことを忘れて、物を盗まれたと思い込んでしまい騒動に発展するといったようなことがあります。
また、進行すると脳の働きが低下することで記憶力や判断力だけでなく、身体機能にも影響が出ます。
初期の認知症は、もの忘れと見分けがつかないこと少なくありません。
そのため、認知症が進行してから診断されるケースも見られます。
認知症の不安を感じた場合には、もの忘れと思い込まずにかかりつけ医などに相談することが大切です。
次回は、認知症の種類についてお伝えしていこうと思います。